Rail or Fly

レールに乗るのか、飛び降りるのか、迷っているきみに届けたい。

発信

「自分のために書いている」では、ブログを書き続けられない理由。

あなたは、誰のためにブログを書いていますか―。 そう尋ねられたら、何と答えるだろうか。 昔の僕なら、こう答えただろう。 「自分のために書いています」と。 「誰かにわかってもらう必要はありません」とも。 ところが、「自分のために書いている」にもか…

「嫌われるのが怖い」人でも自分の仲間ができる、そんなSNSをつくりたい。

昨日は、SNSによって浮き彫りにされる「嫌われたくない」という気持ちとどう付き合うか、ということについて書いた。 結論は、「SNSは仲間をもたらしてくれる」という感覚を持つことだ、というものだった。 今日は、「嫌われるのが怖い」凡人でも自分の仲間…

SNS全盛の時代における、「嫌われたくない」感情との付き合い方。

「嫌われたくない」気持ちをどうするか、というのは、現代人の抱える大きなテーマの一つだ。 もちろん、人間の本質として「嫌われたくない」という感情は昔から存在していた。 しかし、馬が合わない人は物理的に遠ざけておけばよかった昔と違い、今はインタ…

タブーだらけの社会人のブログに、存在価値はあるのか。

Facebookで更新告知をし、リアルとかなり近い形で運営しているこのブログには、書けないことが山のようにある。 仕事のことや僕の具体的な人間関係のことについては、基本的には今後も書かれることはないだろう。 果たして、自由にものを書くことのできない…

はてなブックマークは、人を殺す。

もちろん、比喩的に。 僕がこのブログを書き始めて一月ほど経った、2年前のことだ。 何の気なしに書いた、英語を話せても代替不可能な人間になんてなれやしないんですよ という記事が、たまたまホッテントリ入りしてしまった。 インド・ムンバイのアパートの…

尖らせたタイトルやロジックの確かさだけでは、気持ちの良い文章は生まれない。

毎日文章を書いていると、今日は気持ちよく書けたとか、どうもいまいちだとか、いろいろな日がある。 作文というのは半ば無意識的な行為であって、規格化された商品を工場のラインに乗せて生産していくのとはわけが違う。ムラが生じるのは当然と言えるだろう…

会社を辞めてもつまらないブログはつまらないままなんだよ。

以前、イケダハヤトさんの下のようなエントリーを読んだことがある。 「会社員ブロガー」は客観的に見て「つまらない」 僕もこの4月から晴れて社会人となり、インターネットの片すみで「会社員ブロガ―」として文章を書いているわけだが、この記事に対して思…

人を誘うのが苦手な人のための、「人を巻き込む」方法。

僕は人を誘うのが苦手だ。 これまで、友達に声をかけて学祭に出店したり、一緒にウェブサイトをつくったりしてきたけど、心の底ではいつも「断られたらどうしよう、この人が気に入ってくれるような時間を提供できなかったらどうしよう」と思っていた。 唯一…

きみのブログに、アクセスはいらない。

ブログを書いていると、時たまスコールのようなアクセスを受けることがある。 自分の書いたものを多くの人に読んでもらえるのは、誰にとっても嬉しいことだろう。もちろん、僕も嬉しい。 しかし、僕にとっては、アクセスを集めることはブログを書き続ける本…

僕は、僕らは、何のためにブログを書くのか

どうも、お久しぶりです。この1カ月、まったくブログを更新しなかったのは、文章を書くという行為で解消したい心のわだかまりが、そもそも存在していなかったからだ。表現欲求というものがどう定量的に計測できるのかは不明であるが、確実にそれは存在してい…

僕とブログ。

2012年3月7日に最初の記事を書いたこのブログも、いつの間にか一周年を迎えていた。ウェブ上で文章を書き始めたのは大学に入ってからのことで、僕の世代だと、むしろ遅いくらいだと思う。最初はウェブと言ってもmixiとかの内輪向けのSNSで文章を書いていた。…

論理と直感は対置されるべきではない。

就職活動も後半戦に入ってきた感のある今日このごろ。みなさんはどんなふうにお過ごしですか?今日は、論理と直感について書いてみたい。(この記事では「論理的」という言葉を連呼するけれども、論理学を一切学んだことのない人間が「筋の通った」という意…

生きることは、発信すること。コミュニケーションの未来とは。

あけましておめでとうございます。予定では、今年は就職先を決めるつもりで、人生の大きな岐路になる年なのは間違いない。(就職できなかった場合のことは知りません。。)今年もこのブログ「Rail or Fly」をよろしくお願いします。 ところで、1カ月間ブログ…

友達に嫌われるのが怖くて、発信ができない人へ。

僕自身がブログやウェブサイト、SNSで好き勝手発信しているからだろうか、時々こんな相談をされる。「僕も(私も)ブログ書いたりSNSで発信したりしたいです!だけど、そこまでして伝えたい何かもないし……。結局、友達から嫌われるのが嫌で、できないんです…

「つづく。」の宣伝と、僕がこの世界に訴え続けたいこと。

まず宣伝させてもらいます。だいぶリリースが遅くなってしまったけど、半年くらい前から構想を温めていたウェブサイトの更新を開始した。(2014/01/20追記:サイトは更新を停止しました。応援ありがとうございました。)見ていただければわかるけど、完全に…

知らない人にブログの記事を読んでもらう方法

この「Rail or Fly」を書き始めて半年。けっこういろんな方がこのブログを読んでくれるようになった。リアル世界で会う友人から「読んでるよ」と言われるのはどうにもくすぐったいけれども、同時にとても嬉しい。「こいつは文章を書くのが好きなんだな」と思…

インターネットという大海に、僕は石を投げ続ける

僕は今日も、思ったことを好き勝手にブログに書いている。投稿ボタンを押すたびに、海岸で拾った石ころを、海に向かって投げつけるシーンを思い浮かべる。今日はどれくらいの強さで、石を投げ込めたのかなって思う。 大学2回生の後期、つまり今から2年半前に…

ものわかりの良い顔で批判を受け入れるのはやめようぜ

ブログを書いたり、Twitterでつぶやいたり、ウェブサイトで何か発信したり。僕たちは、自分の思ったこと、考えたことを、いとも簡単に誰かに向けて発信できる時代にいる。「誰かに発信」と書いたのは、ただ文章を書きたいという欲求だけなら、日記帳を買って…

嫌われるコンテンツを作って、嫌われて生きよう。さもなきゃ無視されるだけだ。

僕は昔から、作文を書くのが大好きだった。小学生くらいの頃はただ漠然と文章を書いて快感を感じていただけだったけれども、高校、大学と大きくなるにつれ、文字を武器にして何かのコンテンツを発信し、生きていきたいと思うようになった。特に「やりがいあ…