もうすぐ終わる、夢のような日々にさよならを言うために、猫の島に行ってきました。
瀬戸内海に浮かぶ、男木島(おぎしま)というところです。
(下の写真は出航直後の風景です)
高松からフェリーに乗って、約40分。
船を追いかけてくるカモメや、水平線に浮かぶ島々は、春の風の中にぼんやりと霞んで見えました。
僕は、6年前に友人と行った、大学合格のお祝いの旅行のことを思い出します。あの時も、フェリーに乗って、沖縄の離島にクジラを見に行ったのでした。
卒業旅行といえば、友達とわいわい楽しむもの、というのが一般的かもしれません。もちろん僕も、そういうのが嫌いなわけではありません。
でも、小説も、音楽も、結局のところ、自分1人で楽しむもの。ライブに行ってみんなで騒いだとしても、その音楽を受け止め、解釈できるのは、自分1人だけです。
だから僕は、旅行も1人でやりたいんだろうな。
春の日差しに溶けていく遠くの景色を眺めながら、1人でそんなことを考えました。
男木島には、2つの港があります。
1つは、フェリーが到着する男木港。
そしてもう1つが、猫たちの本拠地である男木漁港です。
男木漁港まで足を延ばさないと猫には会えないのかな、と思っていましたが、男木港で、早速猫を発見。第一村人ならぬ第一島猫です。
ただ、上陸時に男木港で見かけたのは彼だけでした。
やはり男木漁港まで行く必要がありますね。
というわけで、村の小道を歩いて10分。島の反対側の男木漁港に到着です。
そして道の向こうからやってまいりました、猫の軍団。
ひょええええええ。
猫好きにはたまらないですね…(ゴクリ)
手前に映ってるのが僕なんですが、彼らが妨害してくるので前に進めません。
これも近い…。
みんな出てくると、これくらいになります。まさにゴンズイ玉ならぬねこ玉。
工事の邪魔をする猫たち。
猫にもいろんな表情があって楽しいですね。
最後は仲良く一列縦隊で寝てる猫たちです。
いやほんと猫はかわいいですよね…。
自分自身はどちらかというと「わかりやすくて」「すぐ尻尾を振る」犬タイプなのですが、好きなのは猫です。
だからといって猫タイプな人が好きなわけでもない…いややっぱり好きなんだろうか。。
まあアレです、本当にどうでもいいのですが、猫みたいな人を犬っぽくデレさせるのは好きですね。
帰りの船が来るまで、島を散策しました。
灯台や謎のオブジェがあって楽しかったです。
山桜が一本だけ咲いていました。もう春ですね…。なんとも感慨深い。
さよなら、男木島。
そんなこんなで、猫の島の旅は終わりました。
帰りにうどんを食べました。
4月からは社会人なので、気軽に1人旅ということもできなくなるかと思います。
最後に行けてよかったです。
また行ってみたいな。猫の島。
学生のうちに、あと1本記事を書きます。
それではまた。