Rail or Fly

レールに乗るのか、飛び降りるのか、迷っているきみに届けたい。

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「体育会系的価値観」は本当に悪か?

広告代理店、というと、服装はカジュアルでフラットな人間関係で―みたいな想像をされることが多い。 だがそれはあくまで部署や所属するチームによるのであって、中には伝統的な日本企業の雰囲気そのままの部署も存在する。 特に僕が今いるメディアの部署や、…

インターネットは、自分の仲間を見つけるためのツールだと思う。

昨日はブログで知り合った高校生の方とスカイプで話をしていた。 その中で出てきたのは、「インターネットで知り合った人とリアルで会うことに、どれだけの抵抗があるのか」という話題だった。 「ネットからリアル店舗へ、あるいはリアルからネットへ」とい…

仕事で質問をする時に大切だと思ったこと。

新人社員ということで、毎日上司や先輩に質問ばかりしている。 その中で「どんな風に質問すればよいのか」をいつも考えているので、今日はそれについて書いてみたい。 「仕事での質問のやり方」として、大切なことは以下の3つだ。 1、自分で調べたり考えたり…

ブログは出会い系サイトじゃない。

僕はこれまで、このブログを介して、それなりに多くの人とお会いしてきた。 ブログに直接コメントをいただいたり、メールをいただいたり、あるいはTwitterやFacebookといったSNS経由でメッセージをもらったり、その経路は様々だ。 僕からすれば、インターネ…

昔の自分すら救えないで、赤の他人を救うなんてちゃんちゃらおかしいぜ。

さし飲み大好きです、なんてことを日々周囲に喧伝していると、友達と将来についてマジメな話をする機会が多くなってくる。 そうした飲みの場でよく語られるのは、「今こういうことがやりたいと思っていて~」という、ふわふわとした(悪く言えば無責任な)夢…

なぜ「作者の気持ちを考えること」には意味があるのか。

いわゆる「文系」の学問を煽るセリフとして、「文系は作者の気持ちでも考えてろよ」というものがある。 特に、医学や薬学、工学といった「実学」を学ぶ理系サイドから、浴びせられる嘲笑のように思う。「俺たちは世の中の役に立つものをつくってるけど、『作…

雲のむこう、約束の場所 / 新海誠作品の映像美は、思い出の美しさである。

「雲のむこう、約束の場所」を観た。 この作品は、いわゆる「セカイ系」に分類される。主人公たちの身の周りの小さな人間関係の綻びが、世界の破滅とか終焉とかに直接つながっているような作品、Wikipediaの同名の項の言葉を借りれば、“主人公たちの行為や危…

「市場価値の高いスキルだけが身に付く仕事」なんてありえない。

昨日 インターンシップの説明会に、社員として参加して思ったこと。 という記事を書いたが、それ以外でも、ここ最近は大学生の方とお話しする機会が多い。 その中で少し気になるのは、「英語は身に付きますか?」とか、「転職に必要なスキルは学べる環境です…

インターンシップの説明会に、社員として参加して思ったこと。

今日は、2016卒の学生のみなさんのためのインターンシップの説明会に、新卒1年目として出席させていただいた。 前に出てプレゼンをする、という形ではなく、円卓を囲んでざっくばらんに質疑応答に答える、といったものだった。 僕がなぜ京大の理学部という…