Rail or Fly

レールに乗るのか、飛び降りるのか、迷っているきみに届けたい。

2012-01-01から1年間の記事一覧

就職活動肯定論。

12月1日に就職活動が始まった。(もっとも、すでに「始めていた」人も少なからずいると思うけど。)「就職活動」と聞いて、プラスのイメージを持っている人って、かなり少ないんじゃないかと思う。その原因は、「内定がもらえない」学生の暗いイメージであっ…

友達に嫌われるのが怖くて、発信ができない人へ。

僕自身がブログやウェブサイト、SNSで好き勝手発信しているからだろうか、時々こんな相談をされる。「僕も(私も)ブログ書いたりSNSで発信したりしたいです!だけど、そこまでして伝えたい何かもないし……。結局、友達から嫌われるのが嫌で、できないんです…

本の感想2/「利己的な遺伝子」他

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則作者: ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン,黒沢 健二,松永 肇一,美谷 広海,祐佳 ヤング出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/01/11メディア: 単行本購入: 21人 クリ…

管理人おススメ記事(No.1〜No.30)

この記事では、過去の記事が埋もれてしまわないように、僕の視点から、「これはよく書けたかな」と思える記事を紹介したい。客観的に見て人気のある記事については、ブログ右側の「人気エントリー」を参照してください。 2012.3.7 「ストレートで新卒入社す…

君の「起業したい」は、真実か?

僕は今就職活動真っ最中。今のところ業界や組織の大きさを絞らないスタンスでやっている。ベンチャーから大手まで、堅い感じからフランクな感じまで、幅広く見ている。幸いにして就活団体などがやっているイベントに行くと、いろんな業界、いろんな企業の方…

「つづく。」の宣伝と、僕がこの世界に訴え続けたいこと。

まず宣伝させてもらいます。だいぶリリースが遅くなってしまったけど、半年くらい前から構想を温めていたウェブサイトの更新を開始した。(2014/01/20追記:サイトは更新を停止しました。応援ありがとうございました。)見ていただければわかるけど、完全に…

本の感想1/「ライ麦畑でつかまえて」他

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)作者: J.D.サリンジャー,野崎孝出版社/メーカー: 白水社発売日: 1984/05/20メディア: 新書購入: 48人 クリック: 410回この商品を含むブログ (356件) を見る この本は18の時から何度も読み返している。僕はもう23になる…

変人なんて、やめちまえ。

2010年、秋。京都。僕らは朝っぱらから大きな浴槽を運んでいた。宝ヶ池のコーナンで買った木材で組み立てた、手製の浴槽だ。早朝の東大路通はガラガラだ。時折すれ違う人が、僕らを不審そうな目で見ているのがわかる。反対側の端を抱えている友人が「重い…」…

2人で飲む時に、ちょっと深くておもしろい話を聴く方法

僕はこれまでいろいろな人と「さし飲み」をしてきた。途中で人数を数えるのをやめたんだけど、たぶん今100人くらいだと思う。大学時代をめいっぱい使って100人だから、もちろん僕より多くの人と飲んでる人もいると思う。ただ、自分なりに「人と話すのはおも…

知らない人にブログの記事を読んでもらう方法

この「Rail or Fly」を書き始めて半年。けっこういろんな方がこのブログを読んでくれるようになった。リアル世界で会う友人から「読んでるよ」と言われるのはどうにもくすぐったいけれども、同時にとても嬉しい。「こいつは文章を書くのが好きなんだな」と思…

人を「意識高いかどうか」で語るのはやめようぜ

先日、自分が就職活動をするにあたり、とある人に連絡を取った。僕よりも上の学年で、すでに内定が決まっている人だ。就職活動が本格化するのは12月。今の時期はとにかくいろんな業界の人に話を聴きたいと思っていた僕は、内定の決まっているその人に話を聴…

休学が僕にもたらしたもの

前のエントリーから1カ月以上間が空いてしまったが、とりあえず僕は無事に日本に帰った。インドで過ごしたあの10ヶ月はどこか異世界での出来事のようにも感じられるけれど、未だ片付ける気にならない半開きのトランクや、ズボンのポケットに入っていたインク…

インドア派が海外に行って思ったこと

僕の海外インターンが、少しずつ終わりに近付いている。8月8日にインドを出国し、その日に関空に着く予定だから、ちょうどあと1カ月。そして、日本に帰ったら、3年生の後期から大学に復学。大学時代という長いモラトリアムのそのまた中休み、休学期間が終わ…

自分のせいにして物事を考える癖のある人へ。

大学の友達からは「全然見えない」って言われることも多いんだけど、僕は中学と高校で野球部に入っていた。高校は、激戦区の大阪ということもあり、甲子園なんて夢のまた夢の弱小公立高校だったけど、なんとかベスト8レベルの私学にひと泡ふかせてやろうとい…

自分探しは大いにやるべしという意見。あるいは、僕の好きな音楽の遍歴。

今日は「大学時代に自分探しをやっておけ」という話を書く。 「大学時代にやっておくべきこと」っていうテーマを扱ってるブログ記事や本はたくさんある。たぶん扱いやすいテーマだからだろう。一定以上の年齢であれば、いろんな人が自分の経験を(ドヤ顔で)…

インターネットという大海に、僕は石を投げ続ける

僕は今日も、思ったことを好き勝手にブログに書いている。投稿ボタンを押すたびに、海岸で拾った石ころを、海に向かって投げつけるシーンを思い浮かべる。今日はどれくらいの強さで、石を投げ込めたのかなって思う。 大学2回生の後期、つまり今から2年半前に…

グローバル化の時代、英語さえできれば必ず生き残れる理由

以前「英語を話せても代替不可能な人間になんてなれやしないんですよ」 という記事を書いた。要するに、英語英語と騒ぎ立てても、適性や英語以外の力がなければ、何者にもなれないんですよ、という話だった。今日は、この記事に一見矛盾するようなことを書こ…

ものわかりの良い顔で批判を受け入れるのはやめようぜ

ブログを書いたり、Twitterでつぶやいたり、ウェブサイトで何か発信したり。僕たちは、自分の思ったこと、考えたことを、いとも簡単に誰かに向けて発信できる時代にいる。「誰かに発信」と書いたのは、ただ文章を書きたいという欲求だけなら、日記帳を買って…

自分のダメな部分を直すばっかじゃ、人生つまらないんじゃない?

というわけで、今日は「自分の弱いところを平均点まで持ってくるより、強いところをもっと強くした方がいいんじゃないでしょうか」っていう話です。 昔、戦略コンサルタントに憧れていた時期があった。昔と言っても2012卒向けの夏のインターン選考のあたりだ…

「学校の勉強ができること」の、これからの価値について

仕事が忙しかったのと、体調不良とで、どうにもブログが更新できなかった。ごめんなさい。 「学校の勉強ができても、生きていくのには関係ない」「学歴なんて無意味だ」こんな言葉を、きっと誰もが一度は聞いたことがあるように思う。今日は「学校の勉強がで…

ノスタルジーと透明感、スーパーカーというバンド

最近仕事があまりにも…な感じなので、夜は若干音楽に逃避している。今日は、僕のとても好きなバンドの一つ、スーパーカーを紹介しようと思う。 高校の終わり頃から邦楽ロックにハマった僕は、「ロキノン系」(ロッキンオンジャパンという音楽雑誌に載るよう…

「成長したい」という言葉は早めにゴミ箱に捨てた方がいい

昔、僕は大阪のとある小さなIT企業でインターンしていた。そのインターンのプログラムを通して、いろいろな企業でインターンをしている関西の学生たちと触れ合う機会があって、そこではよく「成長したい」という言葉を耳にした。自分を成長させたい。成長し…

はぐれた時の隙間ならきっとすぐ埋まるよ?ミスチル編

辛いことがあった日には、音楽を聴いて日本を思い出す。初めてその曲を聴いた時のことが鮮やかに思い出されて、僕はしばし思い出に浸る。音楽は心のタイムマシンとは、よく言ったものだ。 僕の音楽のルーツは、父親がよく聴いていたMr.Children。今でもバリ…

これからの大学生活にワクワクしている、あの頃の誰かさんへ

今年は桜を見てないし新入生で溢れるキャンパスを訪れてもいないけど、そういえば4年前、僕は大学1年生だった。あの頃、頭でごちゃごちゃ妄想するのが大好きで、そのくせ外に向かってはプライドが高くて、人の話に興味なくて…そんな根拠のない希望に満ちた大…

インドの若者は、「自己実現」の夢を見るか

天井に吊るされた扇風機が、夕暮れ時のぬるい空気をゆっくりとかき混ぜる。僕の隣のベッドで、冷蔵庫のない台所で調理したベジタリアンカレーをおかずに、インド人のルームメイトがチャパティ(インドの庶民的パンの一種)をほおばっている。お腹いっぱいに…

留学や海外インターンに半年以上行くべき理由

「海外留学を考えてるんだけど、いったいどれくらいの期間行けばいいんだろう?」「海外に3カ月滞在するのと1年滞在するのとでは、どんな違いがあるんだろう?」これらは、海外で留学なりワーホリなりインターンなりをすると決めた後に浮上してくる難問であ…

僕は人や世を変えることに興味ないんだ。

僕は現在、数人の仲間たちとウェブサイトを準備中だ。詳しいことはまだ決まっていないけれど、今年の夏、僕が帰国してから本格的に始動させようと思っている。大学生活の集大成としてのウェブサイトだ。(追記:いろいろあってこのウェブサイトは更新を停止…

英語を話せても代替不可能な人間になんてなれやしないんですよ

今日は英語について書いてみようと思う。 インドに来て半年が経った。日々の業務での同僚・上司とのやり取りはすべて英語のため、必然的に僕の英語能力は向上していると思う。試験を受けていないからなんともいえないんだけど、主観的なエピソードでいいなら…

嫌われるコンテンツを作って、嫌われて生きよう。さもなきゃ無視されるだけだ。

僕は昔から、作文を書くのが大好きだった。小学生くらいの頃はただ漠然と文章を書いて快感を感じていただけだったけれども、高校、大学と大きくなるにつれ、文字を武器にして何かのコンテンツを発信し、生きていきたいと思うようになった。特に「やりがいあ…

違うタイプの人に、価値観まで破壊される必要はない

この間、タイでインターンをしているとある大学生とスカイプをしていた。大学の看護学科で学んでいる彼女だが、4回生時から2年間の休学という選択をし、中国のボランティア施設でインターンをした後、現在はタイの企業で働いている。どちらのインターンの内…