Rail or Fly

レールに乗るのか、飛び降りるのか、迷っているきみに届けたい。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

辛くて目の前が見えない時代は、必ず後で、君の礎になる。

毎日会社で人と話をしていると、「お前は将来何がやりたいの?」的な話になることがある。 特に新卒の場合、「なんでこの業界・会社に来たの?」という質問は挨拶代わりのようなものだし、そこから将来やりたいことの話につながるのも、ごく自然なことだ。 …

「広告ビジネス 次の10年」広告に携わるすべての人が読むべき一冊。

先月発売されていた「広告ビジネス 次の10年」(著者:横山隆治、榮枝洋文)を読んだ。 著者の一人、横山隆治氏は、広告業界の人間にとっては「業界人間ベム」でもおなじみの方だろう。 広告代理店のぺーぺーとしてこの本の感想を一言で言うと、半端ない危機…

本当の聴き上手は、自分の話ができる人だと思う。

コミュニケーション指南の本やブログによく書かれているのが、「コミュニケーションが上手くなりたいなら、自分の話はせず相手の話を聴け」ということである。 「相手の話を聴く」ということは間違いなく大切なのだが、ひたすら相手の話にあいづちをうったり…

飛ぶように過ぎていく日々の中で思うこと。

今、会社から帰宅してこのブログを書いている。 時刻は22:36。 毎朝8:30に出勤して、半日を会社で過ごして、夜はほとんど何もする間もなく眠る。 一週間があっという間に過ぎる。サザエさん症候群になんて、なる暇がないほどに早い。 この前、上司に「5月病…

僕たちの周りには、味方しかいない。

僕が昔ブログを書き始めた頃に思っていたのは、「自分のことをわかってくれる人は、本当にわずかだ」ということだった。 そう考えていた理由としては、当時周りにいたのがほとんどインド人だったというのもあったと思う。(そして、僕がやっていたインターン…

僕が広告代理店に行きたかった理由。

社内メールで回っていた、2016卒の学生さんのためのインターンの案内を見て、もうそんな季節になったのかと思った。 2年前のこの時期、雨季に突入したばかりのムンバイで毎日ずぶぬれになりながら不動産を売り歩いていた僕は、自分が広告業界に入ることなど…

「好奇心を持つこと」のススメ。

自分自身を人と比べて何が違うかと言えば、非常に強い好奇心を持っていることだと思う。 学生時代は理学部、現在は広告会社と、いずれも好奇心の強い人たちが集まる場所にいると思うのだが、その中でも自分の好奇心旺盛っぷりは少し極端だと思う。 もちろん…

「自分のために書いている」では、ブログを書き続けられない理由。

あなたは、誰のためにブログを書いていますか―。 そう尋ねられたら、何と答えるだろうか。 昔の僕なら、こう答えただろう。 「自分のために書いています」と。 「誰かにわかってもらう必要はありません」とも。 ところが、「自分のために書いている」にもか…

「嫌われるのが怖い」人でも自分の仲間ができる、そんなSNSをつくりたい。

昨日は、SNSによって浮き彫りにされる「嫌われたくない」という気持ちとどう付き合うか、ということについて書いた。 結論は、「SNSは仲間をもたらしてくれる」という感覚を持つことだ、というものだった。 今日は、「嫌われるのが怖い」凡人でも自分の仲間…

SNS全盛の時代における、「嫌われたくない」感情との付き合い方。

「嫌われたくない」気持ちをどうするか、というのは、現代人の抱える大きなテーマの一つだ。 もちろん、人間の本質として「嫌われたくない」という感情は昔から存在していた。 しかし、馬が合わない人は物理的に遠ざけておけばよかった昔と違い、今はインタ…

クソマジメな人の戦い方について。

僕はよく人から「マジメだなぁ」と言われる。 その意味するところは、自分でもよくわかっている。 どんな物事に対しても、一生懸命仮説を立て、分析し、理由付けしてしまう。 あまり手を抜いたりサボったりできず、自分のせいでチームが失敗したりすると非常…

働きはじめて改めて感じた、海外インターンに行くべき理由。

入社して2カ月。 真っ暗闇の中を手さぐりで歩いていることには変わりないが、少しだけ暗さに目が慣れてきた。そんな感じだろうか。 その中で、インドの地獄のようなインターンで学んだことが、いかに僕の日々の業務への向き合い方に役立っているかを痛感した…

タブーだらけの社会人のブログに、存在価値はあるのか。

Facebookで更新告知をし、リアルとかなり近い形で運営しているこのブログには、書けないことが山のようにある。 仕事のことや僕の具体的な人間関係のことについては、基本的には今後も書かれることはないだろう。 果たして、自由にものを書くことのできない…